
2024年12月18日、コロコロコミックはオープン株式会社とともに、宮崎県日向市と包括地域連携を締結し、記者会見を開きました。
この協定により、生成AIなどIT技術が進化していく社会において子どもがより楽しく学ぶことができる「親子での学びの場」となり得るような教育プロジェクトを実施してまいります。

オープン株式会社はさまざまな課題をAIなどを活用して解決してきた実績をもつ、ITコンサルタント企業です。
自然豊かな環境の体験と、先進的な技術による取組みの両立を目指してきた日向市との3者協定を通じて、全国に先駆けたモデル確立を目指します。
なお、コロコロコミックが地方自治体とのこのような協定を結ぶのは今回が初めてになります。
プロジェクトの第1弾として、日向市内の会場で対面式の特別授業を実施し、子どもの生成AI(主にChatGPT)の利用が不安だと考える保護者の方に、親子で活用法を学ぶ場をご提供します。
『想像力は、チカラだ』をコンセプトに、
気付き : 生成AIがどういった未来を生み出すのか
学び : 子どもの未来を親子で実感
実践 : 親子で一緒にワクワクを体験
発信 : 親子での学びを再確認
振り返り : 気付いたことを言葉にして認識
という授業構成を予定しています。
授業といっても堅苦しいものではなく、生成AIを取り扱いつつ、コロコロコミックの作品やコンセプトを活用した、親子で「楽しく」 学べる授業をめざします。
開催日時などは日向市内の各小学校をはじめ、様々な場所で告知されますので、詳細案内をお待ちください。
※授業内容は変更の可能性があります。
※授業の具体的な内容は後日公開させていただきます。
■記者会見 各代表者コメント
日向市長 西村 賢 氏
この度、株式会社小学館様およびオープン株式会社様との連携により、生成AIを活用したプロジェクトを開始できることを大変嬉しく思います。
この取り組みは、子どもたちに最新の技術を身近に感じてもらい、将来の可能性を広げる貴重な機会となるでしょう。
日向市は、自然豊かな環境における体験と、先進的な技術による取組の両立を目指し、地域全体で子どもたちの成長を支援してまいります。今回の協定を通じて、全国に先駆けたモデルを確立し、他地域への波及効果も期待しております。
コロコロコミック副編集長 小林 浩一 氏
親子で学ぶAI教育プロジェクトは、子どもたちの「好奇心」を推進力に変え、未来を切り拓くための学ぶ意欲を育みます。
新技術の活用にはモラルが不可欠です。好奇心を保ちつつ、使用目的を 明確にし、倫理的利用をサポートしていきます。
このプロジェクトを通して、地域の未来を明るく切り拓く一助となることを願っています。
オープン株式会社 RoboRobo事業部 事業部長 大和田 将平
生成AIの登場により年齢や経験に関係なく「想像力」がカギになっていくと、日々様々な企業様の相談を受ける中で感じるようになりました。
私を含めたビジネスマンは過去の経験などが思考に入ってしまいますが、純粋に「想像」を実施できる子どもこそが生成AIの活用に適しており、そうすることが日本の成長に繋がると思い、本プロジェクトを開始させていただきました。
この機会を最大限活かし、新しい価値観を日本に生み出していきたいと思います。
日向市
オープン株式会社